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水道局 城係長のシステム説明 |
緑園東小学校正門前の地下に、災害時用応急給水タンク(60トン)が設置されている。当地域防災拠点の訓練時に給水訓練が採りいれられているが、毎回水道局職員が準備、操作を行い、訓練参加者は指示通りに蛇口組立やポンプ操作をする程度となっていた。また、防災ライセンスリーダー講習会でも、同程度となっているようだ。
災害時には、水道局職員の支援を受けることは難しいことから、当拠点運営委員会(委員長:菅野英夫)は、災害時にも当運営委員会メンバーが独自に操作、給水ができるようになるため3月16日(日)、その訓練が行われた。緑園西小学校地域防災拠点運営委員の参加もあり、晴天で気候もだいぶ暖かく、絶好の訓練日和となった。
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マンホール内の給水栓にホースを接続 |
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横浜市水道局戸塚・泉地域サービスセンターでは、この訓練のために作成した「操作マニュアル」を持参、訓練参加者に配布するとともに、泉区防災ライセンスリーダー連絡会会長
兼 横浜市防災ライセンスリーダー指導員の三谷無名雄氏とともに、操作指導に入った。
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組立完了し、給水開始 |
校門、備蓄庫の開錠から始まり、機材の確認、搬出・運搬、給水栓マンホール開け、同室内換気、周りの安全対策、室内消火栓・止水・給水などのバルブ操作、ホース接続、ポンプ・蛇口組立とそれら接続、通水洗浄、残留塩素測定、給水開始といった一連の操作を一つづつ、操作の確認と注意事項を交えながら、指導のもと全員で体験を繰り返した。
当小学校には、この地下タンク以外にも、南側道路に緊急給水栓が設置されているが、これは水道局職員の操作により使用可能となるが、それもおおよそ発災後4日以降となるようだ。それまでは各家庭での備蓄品とこの地下タンクが頼りとなる。発災後4日以内に、このタンクを頼りとする地域は、緑園全体と名瀬(戸塚区)など周辺地域となることから、各家庭の備蓄促進と当タンクの給水管理体制が必要となる、と考えられる。 |