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緑園に中学校設置を求め |
住民フォーラムを開催 |
〜保護者から熱い要望〜 |
緑園東・西小学校の卒業生は学区内中学に進まず、大きな比率で私立の中学などに進学している現状から、小中学校連携、地域の教育力向上、地域の発展などの観点から、地域内にぜひ中学校設立をという声が多く、かねてから中学校設置の運動を続けてきており、今回のフォーラム開催に至った。 冒頭、緑園中学校設置推進協議会の石田会長から、中学校設置運動の経緯や行政の対応などについての報告に続き、緑園都市コミュニティ協会の上島副理事長から、横浜では日本が近代社会幕開け期の明治6年に27校、終戦間際の昭和19年でも2校、戦後混乱期の昭和22年でも41校が建設された横浜市の初等教育に取り組んできた公立学校建設の歴史に触れ、現在の教育予算は削減傾向にはあるが、ほどんどは人件費、運営経費であることなどの説明がされた。
保護者側から2人のお母さんから学校設置に対する熱い想いが語られた。岩本さんは「緑園の子どもは、小学校高学年になると中学受験のため、塾通いが当然となり、友達が競争相手になっている。子どもは外で遊び、地域がこれを見守る街になってほしい。保護者アンケートでも8割は中学校設置を望んでいる。」 また添田さんは「学習面でハンディキャップをもつ持つ子どもが増えているが、岡津中学校には特別支援学級がない。多感な思春期の思いでは、子どもにとって人生の原風景。バリアフリーとゆとりある中学校生活を送れるようにしてほしい。」と訴えていた。 その後会場から「今まであまり関心がなかったが、このフォーラムで中学校問題が分かった。」「中学校設置で小中一貫教育が可能となる。」「中学校設置は財務問題というより、現状理解の立った設置への意志の問題では」など、活発に質疑や意見交換が行われた。 |
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