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横浜国大 経営学部
2008年度(第5回) スピーチコンテスト

スピーカーの皆さんと司会者

 横浜国大経営学部の「留学生による日本語スピーチコンテスト」が、11月17日(月)、同大学中央図書館メディアホールで開催された。参加したスピーカーは、中国、ウズベキスタン、アメリカ、韓国、フランスからの留学生8名と、日本語チューター1名の合計9名。日本滞在が数年に及ぶ留学生から、提携大学から短期留学として在日僅かな留学生までいたが、それぞれ流暢な、発音もしっかりしたスピーチであった。また内容も、ユーモアあふれるもの、将来の夢やそれへの挑戦、お国の紹介、国際友好といった真面目なものまで幅広いものであった。

 グランプリ賞には、「シルクロードの青い国」を映像とメロディを使い、同国の素晴らしさを紹介するスピーチをしたウズベキスタンのSharipov Umid さんが受賞。その他感動賞、独創性賞、国際性賞、発音賞、ベストパフォーマンス賞、ベストコミュニケーション賞、留学生センター賞、ユーモア賞がそれぞれ審査委員のコメントを貰いながら受賞していた。

学部長から授賞される
Sharipov Umid さん

 RCA国際交流委員会では毎年、同大学の留学生を招き「トークサロン」を開いているが、その関係から招きを受け、上島義博副理事長、根岸史修理事のほか、渡辺直敬氏、江尻哲二氏が参加した。

 経営学の茂垣部長は「この会も5回となり、年々スピーチそのものだけでなく、その内容のレベルも上がり、素晴らしい会となってきた。今後はこれを拡大し、大学全体のものにもっていきたい。」と語っていた。この会の実行委員会では、スピーチコンテストについて「当大学には“国際性”を象徴する多くの留学生が在学している。日本人学生と相互に交流、刺激しあいながら、“グローバル化” を推進するため開催している。このコンテストも交流の場として定着し、留学生自身が実行委員となり運営、留学生活をさらに充実させる絶好の機会となっている。」としている。

 今回の審査員の1員となった、第4回コンテスト優勝者の連小琳さんは、「スピーチコンテストに参加するまでは、たくさんの人に異国の言葉で自分の気持ちを伝えるということは想像できなかった。しかし、この経験を通して日本語を話すことがさらに好きになり、この新しい挑戦で新しい自分を見つけ、成長することができた、と思います。」と話していた。