フェリス女学院大学 留学体験報告会
5か国10名

矢野海外交流部長の挨拶  
矢野海外交流部長の挨拶  
 2015年度フェリス女学院大学交換留学生の留学体験報告会が11416:0018,005213教室にて行われRCA国際交流委員会のメンバーも3名参加した。
 参加留学生は 輔仁大学(台湾)2名、華東師範大学(上海)2名、清華大学(北京)2名(内1名は韓国人)、新羅大学(釜山)1名、ガチャマダ大学(インドネシア)2名、デュッセルドルフ大学(ドイツ)1名の計⒑名。
 矢野海外交流部長の挨拶のあと、各留学生が思い思いに留学の体験について語った。

日本の商品の質、サービス、おもてなしに感動。世界には400万人の日本語学習者がおり、日本の文学、アニメ、漫画文化に興味がある人がいる。帰国後は今まで中国の文化歴史に興味なかったが、もっと自分の国のことを知りたい。もっと世界を見て体験することを子供たちに伝えたい。

日本の満開の桜が自分の初来日を歓迎しているようだった。多くの留学生とも交流、インターネットで予約、日本各地の旅行、夜行バス利用やホテル代わりにインタネットカフェ―と24時間オープンのマクドナルドで過ごしたことも思い出。日本では特にラーメンがお気に入り。できれば大学院に進学したい。

日本にかって1年ほど滞在経験があるが、専門は日本語でないので本格的に日本語を始めたのは留学してからであり、漢字が苦手ではあるが、最近は言葉遣いがも女らしくなったといわれる。北海道、沖縄など同じ日本で全く違った自然があり、食べ物、日本人の思いやりに感銘を受けた。

大学院では一人でいる時間が多く、図書館などで勉強する時間が取れた。食文化はその国の70%といわれるが週末は日本の料理やお茶で大満足。また博物館(カップラーメン、ジブリ、鉄道)や展覧会、横浜・東京の観光地に安心して楽しめた。

   
   空手演武をする留学生たち


多くの人々の交流、サポート、ホームスティでお世話になった。クリスマスパーティや広島での原爆体験を聞いたりのジャパンスタディツアー、大広間に皆と一緒に布団で寝るなどの体験が印象的。軽音楽部ではドラムを担当、ライブ演奏もした。

飛行機で初来日の時遅延にも関わらず、メンタに旗を振って出迎えてもらったのに感激。軽音楽部ではギターを弾きながら歌を歌ったこと、好きなゲーム、大学祭楽しんだこと。日本語の勉強、社会現象、春の花、夏の花火、秋の紅葉など四季の移り変わり、寮母さんの「いってらっしゃい」、「おかえりなさい」が印象的。

留学期間は半年だけど、ジャパンツアーで日本の印象が深くなった。大学院での研究テーマーは「三島由紀夫」。電車でのサラリーマン、OLなど観察による社会勉強、日本のサービスが印象的。皆とでかけて会食も楽しみ。一衣帯水というけれど日中間は複雑な関係もある。中日友好の懸け橋になりたい。

音楽・音響関係の留学先としてフェリス女学院大を選んだ。はじめは音楽部の専門用語が分からなかったが、今は理解できるようになった。山手まで通うので帰りが遅くなり、他の留学生と夕食を共にすることは少ないが、毎日弁当を作り、休日はキッチンで料理を作り仲間と共に楽しんだ。

日本以外は知らなかったけど各国の留学生とコミュニケーションとれてよかった。留学生に対しサポートは幅広く優しい(海外交流課、日本語を楽しく学ばせる先生の指導、RCAの歓迎会など)。クールジャパンは日本人は本音が分からないというが、他人への配慮をもつ文化で、冷静な中で熱いものを持っている。

日本ではゆかた、鎌倉彫、成人式、年越しそば、お節料理、お茶、ホームビジットを体験。旅行でインターネットのホテル予約、部活。横浜洋菓子「ありあけハーバー、元町クリスマス&キャロリング、横浜観光のボランティアツアー実習でシーサイドラインの運転基地、八景島シーパラダイスへ行ったこと、大学祭でビビンパつくりをしたこと、RCAのミニトークサロンでインドネシアを紹介で来たのがいい思い出。日本で困ったことは礼拝する時間や場所がないことや食べ物に制限があること。

 最後に海外交流課佐々木課長から、留学生が日本語も上達し、快適な留学生活をサポートできたこと、またRCAをはじめとする地域との交流に感謝する旨の謝辞があった。 (渡辺記)

傍聴者も留学生と一緒に 
傍聴者も留学生と一緒に