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新疆ウイグル自治区 過去・現在・未来
ウイグルの魅力をたっぷりと
〜 緑園国際交流 第103回 トークサロン 〜

アリヤ アリムさん
   アリヤ アリムさん
 「新疆は、ユーラシア大陸の中心にあり、人口は約2180万人。多民族だが、ウイグル族46%、漢族は39%だが、数年後には最大民ぞkになる見込みとも言われている。面積は、日本の約4.5倍。タクラマカン砂漠は世界第2の流動砂漠、日本とほぼ同じ面積。内陸国で海岸線がない。古代シルクロードに位置し、2000年以上前から重要な商業、文化の中心として栄えた。127歳の最長老女性が新疆に。」と語るのは、新疆ウイグル自治区の首都ウルムチ出身で現在横浜国立大学博士課程(国際経済法)で勉学中のアリヤ アリムさん

 緑園都市コミュニティ協会(RCA)国際交流委員会主催の第103回 トークサロン「ウイグル 過去・現在・未来」が、9月28日(土)緑園クラブハウスで開かれ、国際交流に関心を持つ同地区住民が集まった。

 アリムさんは、来日5年目ということもあり、全く違和感を感じさせない日本語でウイグルの地理、気候、人口、歴史、文化、言などについて語った。
 ウイグル族は、紀元前9世紀から中央ユーロシアで活動。ウイグルは連合、団結を意味するそうだ。長い歴史を大きな事件ごとに紹介した。そお発展の中で、独特な風俗、習慣、文化を形成。古代シルクロードでは重要な役割を果たした。
 

 日本との関連では、仏教はインドから新疆経由、シルクロードを通して日本へ。ウイグル語は、日本語と同じ膠着語に属し、語順が同じ、主語はなくてもよく、助詞は名詞の後ろにつき、意味を表す。

 ウイグル族の祭り、民族衣装、料理、住宅、生活習慣、各種儀式、音楽、踊りといったウイグルの魅力をたっぷり語った。
 教育、エネルギー、西部開発、漢族の移住、貧困、経済政策といった現状から、ウイグルの未来を見てほしい、としていた。