緑園国際交流 トークサロン第155回 | |||||||||||
地上の楽園 タンザニア | |||||||||||
多彩な歴史を経て、今は独立し将来性があり、 自然豊かで魅力たっぷりなタンザニアに、ぜひ訪問を! |
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話は前後になりますが、まずタンザニアの紹介を。アフリカ東部に位置し、赤道の南側。インド洋に面し、国土は日本の2.5倍、人口は日本の1/2。日本は人口減少が始まっているが、同国が上昇中で今後とも増加し、いずれ日本と逆転が想定されている。 約120の民族、言語はスワヒリ語(国語)(公用語は英語)、宗教はイスラム40%・キリスト40%、土着宗教20%。 農林水産(GDPの26%)、鉱業・製造・建築等(30.3%)、サービス26.9%) 主要貿易相手国 ①輸出:南ア・スイス・アラブ首長国・インド・中国 ②輸入:中国・インド・アラブ首長国・日本・南ア。 最初に、ルヴァンダ大使の挨拶、Jambo!(スワヒリ語で、こんにちは!)で始まった。変化の激しい世界情勢の中で、相互に関心あることについて議論し、理解するのに、このトークサロンは大変価値あると感じている。今日はタンザニア全般についてお話させていただきますが、後藤前日本大使にもお越しいただき、実体験と知識に基づいてのお話は、きっと心に残るものと確信しています。 我が大統領出演のツアードキュメンタリー映画(日本語版)を用意しましたので、ぜひご覧ください。日本とタンザニアの協力関係は、歴史的・文化的・情緒的な絆で繋がってきて居り、今後も長期間続いて行くと信じています。タンザニアは自然豊かで魅力満載。アフリカ最高峰のキリマンジェロ、ゼレンゲティ国立公園、クレーター、ビクトリア湖、ビーチなど素晴らしい観光地があります。 国民性は非常に暖かくフレンドリー、環境もよく、旅行・投資先としても最適な国です。皆様をタンザニアに歓迎します、と語り、最後にAnsante Sane!(どうもありがとうございました)。 後藤前大使は、タンザニアは人類発祥の地であり、その地理的環境から、インドやアラブ地域と古くから交流があり、インドの仏教の教え、アラブからのイスラムの到来、ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路開拓にともない、ポルトガル領時代、アラブ勢力拡大に伴うオマーンの時代、アフリカ分割時にドイツ植民地に、第1次世界大戦後、イギリス植民地に、1964年に独立しタンザニア連合共和国に、波乱万丈の歴史がありました。 現在、鉱業、情報通信、運輸、建設等の産業が順調に伸び、安定的成長に。経済外交を進め、幅広い諸外国との関係構築に努めているそうだ。 白井氏は、下記4点について、同国の紹介と観光スポットを紹介し、ぜひタンザニアを訪問してほしい、としていた。 ①アフリカ大陸は超巨大:アフリカには54か国があり、面積は日本の約80倍、 ③人口爆発 現在6,100万人と日本の1/2。2050年の予測では、日本1億人、タンザニア1億4000万人(世界の10位)。年令中央値では、日本は48.6歳、タンザニアは17.9歳 ④大使館職員厳選のおすすめ観光スポット 国の大きさは日本の2.5倍。8国(ケニア、ルワンダ、コンゴ、ザンビア、マラウイ等)と接している。 キリマンジェロコ-ヒー、宝石タンザナイト、民族布(カンガ)、食事(画像で紹介)、近代的都市風景画像で紹介。 セレンゲティ国立公園(徳島県を除いた四国の広さ)、観光ホテル・ロッジ、ヌーの大移動(画像)が見られる、 アフリカ最高峰のキリマンジェロ登山(ルヴァンダ大使も登山、その写真を見せていました。白井氏も経験、登山には5日ほど)、ビーチリゾート(ザンジバル島) 質疑応答に入り、主な点は 1.気候について: 6,7月は涼しいが、1年中、暖かい。 2.タンザニアはゲートウエイになっている意味は::インド洋に面しており、接している内陸諸国にとって、外部とのゲイトウエイの役目となっている。 3.アフリカ諸国との関係は:互に良好で、これが自国の独立維持に役立っている。 4.多民族統治の苦労は:スワヒリ語の公用化で、多民族の結束が図られている。 5.中国進出の影響は:鉄道敷設支援で友人という感じ。 6.日本の印象は:安全・清潔・勤勉な国民性という印象。 |
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