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緑園国際交流トークサロン No.140 |
ノルウェーの「フリルフスリフ」から学ぶ生き方 |
Mar 23 2019 |
彼女は2010年交換留学生として来日、立命館大学大学院修学後、ノルウェー大使館研修生、日本企業に就職を経て現在、在日ノルウェー商工会議所に勤務。今回の資料の準備も本人が日本語で、かつ非常に流暢な日本語で説明してくれました。テーマは“ノルウェーの「フリルフスリフ」から学ぶ生き方” 。
ノルウェーの面積が日本と同じようなものだが、人口は約525万人と日本の25分の1、ほぼ北海道の人口。ノルウェーと言えば、フィヨルド、オーロラは日本でもお馴染。北海油田で経済的に豊か、男女平等、女性が働く、ワーク・ライフのバランスを大切にする国民性(自分の生活のために働く、自分の夢や趣味を大事に、残業はしないなど)についての基本情報を紹介。企業は社員を守ることが役割、部下の残業は上司の失敗、利益より人中心。また、職場の環境を良くすることが、いい人が集まるという意識。 今日のテーマのFriluftslivとは、自由・空気・人生の造語で「自然に寄り添って生きる」意。ノルウェーの国民は大自然で楽しんで生活している。仕事が終わってからハイキングやスキー(スキーを履いて生まれると言われる)など。冬季オリンピックは常に上位。平日でも大自然満喫。休日には別荘生活。
ただし、日本では、あり得ない事として、①のんびり屋でメールの返事が遅い、②労働時間外は働かない、③日曜、クリスマスには店は休み、④料理の種類は少ない(シンプルな生き方で満足)、おもてなしはない、等を挙げていた。
質疑応答では、①高齢化は進んでおり、老人ホームは無料ではないが、本人の年金から一部差し引かれているようです。②税金は食糧15%、衣服25%等品目で差異。所得税は収入による。身近な人を例に挙げ上げ30,50%だと話す。電気自動車は無税で高速路も無料のため高級車所有者が多い。③徴兵制有(女性も)、④移民は増加傾向で、すでに14%に達している模様、⑤領土問題は特になし、等があった。 |
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