緑園都市コミュニティ協会(RCA) 国際交流委員会主催の留学生による「ミニ・トークサロン」が、フェリス女学院大学祭の地域交流企画の一貫として、10月31日(土)同大学内で開かれた。今回スピーチしたのは、同大学で勉強中の韓国、インドネシア、中国 からの留学生5名。 この催しは、毎年、当大学祭に合わせて行われており、今回で15回目。
今回、各留学生が語ってくれたのは、下表のとおりで、みな日本語で語ってくれた。夫々、国で日本語を勉強してきたとは思うが、交換留学生の滞日期間は短いことを考えると、なかなかのもの。帰国する時には、発音、言い回し、イントネーションなど、さらに日本語らしいものになっているに違いない。
名 前 |
出身国 |
スピーチ・テーマ |
ホン ミレイ |
韓 国 |
韓国料理 |
チッタ ヨワティ |
インドネシア |
インドネシアだけにある物事 |
ヌルサイダトゥール イマニア マーフザー |
インドネシア |
インドネシアの祭り |
クォン ウンジン |
韓 国 |
あなたの知っている韓国は? |
陶 思瑜(トウ シユ) |
中 国 |
日中の祝日 |
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ミレイさんは、韓国料理の主なものを紹介。またアンケート調査による日本人の好きな韓国料理を挙げ、その違いや内容を紹介。また、代表的なチャーハンのレシピ-を示し、ぜひ作って味見を、と言っていた。
ヨワティさんは、インドネシアで男女が着用するロングスカート状の布で、筒状に体に巻いて身に着ける熱帯気候に適した服装を紹介。現在でも着用する人が多く、また礼装として使われているそうだ。
マーフザーさんは、インドネシアの祭りの代表例として、バリ島ヒンドゥー教の精神修養の日ニュピ、そして悪魔払い儀式のオゴオゴ祭り、断食月開けの伝統行事であるタクビランなどについて語ってくれた。
ウンジンさんは、韓国と日本の違いなど。特に韓国では特に上下関係の対応に厳しく、初対面の人には、まず年齢を確認するのが当然。相手に対する「情(じょう)」が大切と考えられ、情に厚い、薄いといったことが相互関係の一つの目安。
陶さんは、代表的祝日として、端午、盆、月見などを挙げ、それぞれ中国との関連はあるが、日本は独自な文化へと発展させている、としていた。 |
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