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~ 緑園国際交流 第114回 トークサロン ~ |
カナダの風景と文化 |
開拓の時代からの歴史と各地域の紹介 |
エミリーさんは、日本の歴史ある木造による建築技術とモダンな現代建築技術に魅力を感じ、出身地のモントリオールから今年4月に来日。出身地の関係、巣立った環境からフランス語、英語のほかスペイン語が堪能。では日本語も入れて4か国語だね、と言われると、まだ今は3.5ケ国語だと言っていた。日本語も勉強中だが、まだまだということで、今日は英語でスピーチ。 当トークサロンで、カナダの話は2001年以来14年ぶり。今日の聴衆も、やはり珍しい人たちが目立っていた。質問は英語でする人たちなので、国際的な仕事に携わっていた人たちなのだろう。筆者もカナダ出張で行ったことがあるが、それも30年ほど前ということもあり、昔を思い出し、懐かしく聞かせてもらった。
領土面積、水域、人口、人口密度、人種民族、経済規模などを日本との比較で、カナダについての基本的なことをまず紹介。そして、カナダの地図を示し、アメリカとの境に人口は集中していること、先住民の生活、欧州人の定着とセント・ローレンス川流域に沿って西の広がっていった経緯や当時の画像で貿易、通商の様子を。また、フランス人から始まった移民も、イギリス人の進入もあり、その関係。1867年に憲法制定。年代ごとに主要な移民の動きの歴史。現在は、移民は年25万人を受け入れており、シリア避難民は2万5千人を任されている。
西の太平洋側のバンクーバーのあるブリチッシュコロンビア州から東へ順に、それぞれの州の特徴をカナダの地図と画像で紹介。どの画像もきれいで、ぜひ一度は訪れてみたいものばかり。土地が広いこと、高低差があること、といったことから季節により景色が変わる。オーロラがみられる地域、広大な草原には麦畑や牧場、先住民たちの催し、ロッキー山脈、ナイヤガラなど。さらに東側の都市の代表としてトロントやフランス語圏のエミリーさんの出身地モントリオール、エミリーさんの大学時代の滞在地ケベックの街並みなどを紹介してくれた。 |
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