ゆとりある快適な暮らしがひろがる街

相鉄線「緑園都市駅」です。
デザインのイメージは、青空でさまざまに形を変え、子供達に夢を描かせる白い雲。
駅西口 駅東口

緑園都市のイメージの骨格が形成され増殖していけるように「ツタ」をアーバンデザインのシンボルとしました。
駅、歩行者専用道路をツタの茎、各街区ブロックを葉と考え、ツタの成長過程をデザインプロセスととらえ、1枚ずつのクラスターを単位としたアーバンデザインを実践することにしました。そして、そのシンボルのツタを住居表示板や歩行者専用道路のタイルなどのサイン計画に用いています。

道路計画。街の中の道路を性格によって4つに分け、それぞれに工夫をこらしました。
街の中央をS字を描いて貫く幹線道路(赤ライン)。
街を周回する準幹線道路(ピンクライン)。
相鉄線の上を利用した約1kmの歩行者専用道路「四季の径」(緑ライン)。
そして、各住宅を結ぶ、住宅道路です。
四季の径(歩行者専用道路)
全体を春、夏、秋、冬の4つのゾーンに分け、季節にちなんだ絵タイルを施しました。
各ゾーンのポイントには、三角広場、レンガタイル貼りの洒落たアーチ形の陸橋、
公園などを配置しています。
この「四季の径」は、平成元年度の第3回まちなみ景観賞(主催横浜市)を受賞しました。