2007年 Aチーム<読売旗争奪関東少年野球大会> 試合結果

昨年度に引き続いて参加した関団連主催の大会です。

残念ながら初戦敗退となりました。

<神奈川県トーナメント1回戦> 6月30日(土) 9:01〜10:44 球場:富士見台グランド

チーム名

緑園ラービーA

 

藤沢少年野球クラブ

1x

 

6x

 

 初戦は藤沢市のチーム。6年生が17人だそうです。

 この試合、誤審が4回有りました。1回はラービー有利に、2回は相手有利に働きました。残りの1回は相手有利でしたが、すぐさま訂正されました。

 1回表は小川選手が四球で歩きましたが無得点。

 その裏、ラービーの先発は河合投手。一時期やや不振でしたが球威が戻ってきて期待のマウンドでした。

 しかし、死球、送りバント、死球、四球、死球で1点取られたところで小川投手に交代となってしまいました。力のある球が来ていただけに残念です。

 急遽登板となった小川投手ですが、次打者を投手ゴロゲッツーに討ち取って最少失点で切り抜けました。

 2回の表は先頭の鬼頭選手が内野安打で出塁すると、四球と内野ゴロで一死一二塁となりました。ここで暴投、二塁走者の河合選手が三塁へ走ります。捕手からの送球は正確でタイミングはアウトでしたが三塁手が落球しました。しかし三塁塁審はアウトの判定。でも、ボールが大きく転がっているのは三塁塁審以外全員が見ていました。さすがに三審判が協議してセーフに変わりました。タイミングだけで判定する悪いジャッジの見本でした。

 このあと、内野ゴロ野選と内野ゴロで2点を取り、逆転しました。

 1回の裏こそ見事な救援をした小川投手でしたが、準備不足か2回の裏は制球を乱しました。

 二者連続四球と送りバントで一死二三塁とされると、次打者にも四球。これが暴投となって1点を還されました。しかしこの時、本塁でのクロスプレーの隙を突いて二塁へ向かった打者走者に対する二塁送球を見て本塁を狙った三塁走者を本塁で刺しました。

 しかし更にヒットと四球で満塁とされましたが、小林遊撃手が難しいバウンドのゴロを捌いて、盛りだくさんだった割に1点で止めました。

 3回の表は先頭の小川選手がセンターへのクリーヒットで出塁しました。しかし続くバントがフライとなってダブルプレー。そのあと高林選手に二塁打が出るというチグハグな攻撃で無得点。

 その裏は1四球の無失点。

 4回の表は後藤選手に右中間をライナーで破る当たりが出ましたがグランドが狭いのでシングルヒット。他が倒れて無得点。

 その裏は三者凡退。

 5回の表、問題の回でした。先頭の三枝選手が二塁打で出塁。小川選手の送りバントで三進しましたが、ここで打球を処理した捕手がホームを空けているのを見てベンチから突入の指示。しかしこれは無理でした。素早く戻った捕手に一塁手が正確な送球。捕球した捕手がミットをホームベースに付けて滑り込んでくる三枝選手にタッグの構え。ここで誤審が起きました。余りにも余裕でアウトのタイミング、そのため構えられたミットに対してベースの一角が空いているのを三枝選手は見逃さず、そこへ滑り込みました。しかしアウトの判定。ノータッグの証にその間ミットは微動だにしませんでした。足に触れれば少しは動くでしょう。これもタイミングだけの判定でした。ホームポジションから動かずの球審は捕手の背中越しでのジャッジでした。勿論判定は覆りませんでした。

 しかし冷静に考えれば無理して突っ込ませる場面ではありませんでした。特に次の小林選手に右中間を完璧に破る当たり(これも狭くてシングルヒット)が出ただけに残念でした。結局無得点。

 その裏、ちょっとしたミスからの失点となりました。3回、4回とリズムに乗ってきた小川投手は一死から四球の走者を出しましたが次打者を一塁ゴロに討ち取りました。打者の走力を考えると余裕のダブルプレーでしたがショートからの一塁送球が逸れて打者走者を生かしてしまいました。ここでチェンジとしたいところでした。

 そのあと、ボーク、捕逸、四球、盗塁が有って二三塁とされると、当たり損ねが三遊間を抜け、更に盗塁のあと、センターへ運ばれてこの回3点を失いました。

 3点のリードを許し、時間的に最後の回と思われる6回、その表。相手は予定の継投か、投手が代わりました。

 意地を見せたい攻撃は、一死から河合選手が四球で歩くと後藤選手がライト線に二塁打を放ち、一死二三塁としました。しかし吉江選手は投手ゴロ、1点は還しましたが二死となってしまいました。ここで代打の切り札薮田選手登場。暴投で1点差としましたが走者無し。しかし薮田選手は四球で歩き意地を繋ぎました。

 そして三枝選手は三塁への当たり損ね。しかしここもよく走って内野安打とし、意地を更に繋ぎました。

 そして一三塁から小川選手の2球目に暴投が有ってとうとう同点としました。

 ここで相手ベンチは投手を元に戻しました。そしてこの場面でまたしても誤審。交代した投手が小川選手に対して三振を取ったのですが投球は続けられました。どうやら交代前の投手のカウントを忘れたようです。変だと感じた球審はネット裏の本部席に確認しましたが本部席も誤認。結局、小川選手は四球を選びました。

 しかし続く小林選手の糸を引く打球は三塁手の真正面へ飛び、この唯一のラービー有利の誤審は生かす事が出来ませんでした。

 そしてその裏、一死から内野の悪送球がありました。ここで最後の誤審。大きく外れた送球を好捕した高林一塁手は急いでベースタッチへ行きました。そして走者より早くキャンバスへミットでタッチ。一塁側ベンチからはよく見えました。しかし判定はセーフ。足が離れているからとの判定でした。そこで「ミットでタッチしたでしょ」と抗議。「えっ!?」で三審判協議、でも悲しいかな誰も見てはいませんでした。一塁塁審の最初の立つ位置は正解でした。送球に対して直角。でもそれに続くプレーでは素早く良く見える位置に移動すべきでした。

 そして二死後、この誤審の走者が四番のレフトへの二塁打で還り、サヨナラ負けとなりました。

 正直、負ける気はしませんでした。両投手の四死球は多かったのですがよく守り、粘りの攻撃も見せました。誤審で負けたとも言えますが、よく考えると誤審を招いたプレーは全て我々のミスからでした。誤審など起こさせないような正確なプレーをすれば良かったのです。

 そして何よりも拙攻が全てでした。

 藤沢少年は要所できちんとしたプレーをしましたし、四番も最後に期待に応えました。ラービーの空回りの試合でした。

 

投手:河合→小川, 捕手:三枝

守備:被安打 4, 与四死球 11, 失策 1

攻撃:安打 8 (三枝2、小川、小林、高林、鬼頭、後藤2), 四死球 5