2006年 Aチーム<読売旗争奪関東少年野球大会> 試合結果

今年度初参加の大会です。

以下のように、残念ながら3回戦での敗退となりました。しかし、春先に中学受験のために退部した主力選手たちに代わってレギュラーを確保した選手たちが力を付け、チームとしてのまとまりを感じた大会でした。秋へつながる大会になったと思います。

<神奈川県トーナメント3回戦> 7月22日(日) 9:00〜10:39 球場:緑園東公園

チーム名

グリーンスターズ

緑園ラービーA

 

 県ベスト8を賭けた戦いは相模原市のグリーンスターズ戦です。

 この試合、双方の日程の調整がつかず、夏合宿初日の出発前に慌ただしく行いました。

 1回表、いきなり死球、盗塁、牽制悪送球、四球、盗塁で無死二三塁のピンチを招きましたが、次打者のライトフライで本塁を狙った三塁走者を越川選手が強肩で刺し、結局無得点で切り抜けました。

 これで波に乗った高垣投手は、バックの好守も有って5回まで2安打無四球の好投を見せました。

 攻撃では、初回に木下選手の三塁線を破るヒットが出ましたが、1回2回と無得点。

 しかし3回裏、二死から土屋選手がセンターへの二塁打で出塁すると盗塁で三塁へ進み、無警戒のバッテリーの隙を突いて本盗を決めて先制しました。

 更に4回裏、高垣選手が右中間を完璧に破る(当たりが良すぎて短打)と二つの内野ゴロで三進しました。ここで(打席数が少ないので)隠れ首位打者の篠原選手が代打で

登場、見事に一塁線を抜いて高垣選手を迎え入れ、2点目を上げました。

 好投を続ける高垣投手は6回の表も簡単に二死を取りました。しかしここで、当たり損ねの投手前のゴロが内野安打となりました。こういう当たりをアウトにできると自分が楽になります。もっと練習しようね。

 この走者が二つのポテンヒットで還って1点を還されました。

 そして7回表、ここも簡単に二死を取り、あと一人で勝利というところで八番打者の代打に四球を与えてしまいました。これが最大のポイントでした。

 続く打者にセンターオーバーを打たれ、短打に止めましたが一塁走者の三進を許して一三塁とされました。

 そして、次打者の打球は捕手前に弾む当たり、ボールは懸命にダッシュして伸ばした土屋捕手のミットの先端に当たってこぼれ、遂に同点とされました。タラレバで言えば、あと10センチ手前に打球が落ちてくれば・・・。

 その裏は無得点に終わり、こうして一死満塁からの特別延長戦へ突入しました。

 延長戦の表の攻撃では、先頭の内野ゴロの間に1点、更にセンターへ痛打を浴びて2点目を与えました。しかしこのときホームを狙った二塁走者をセンターへ回っていた越川選手が再び刺し、2点までで止めました。

 その裏の攻撃では先頭の土屋選手が死球をもらってまず1点を還しました。しかし続く打者がピッチャーゴロのホームゲッツーに倒れ、負けてしまいました。

 相手投手は尻上がりに調子を上げ、終盤は力のある球を投げていてゴロの山を築かされていました。ここは一工夫必要だったかもしれません。

 こうしてサドンデス3連敗の結果を引き摺って合宿に出発しました。しかし、さすがに最後のバッター君はしばらく落ち込んでいましたが、合宿所に着いたら全員元気に練習を始められて一安心でした。負けも薬だ、ガンバロ〜。

 

投手:高垣, 捕手:土屋

守備:被安打 6, 与四死球 3, 失策 2

攻撃:安打 5 (土屋、木下、高垣、篠原、越川), 四死球 1

(記録は特別延長戦を除く)

 

<神奈川県トーナメント2回戦> 7月9日(日) 8:48〜10:06 球場:富士見台グランド

チーム名

湘南台クローバーズ

 

 

緑園ラービーA

3x

 

 

8x

 

 2戦目も藤沢市の湘南台クローバーズ戦です。

 1回表、四球の走者を出しましたが児玉捕手が二盗を刺し、3人で終わらせました。

 その裏、四球暴投で二塁へ進んだ土屋選手を木下選手が送ると、高垣選手がライト前ヒットで迎え入れて先制しました。

 2回の表は内野の二つの悪送球と内野安打で無死満塁とされました。ここでまず内野ゴロ本塁封殺で一死を取ると次打者の時、センター小野選手が二塁へ入って牽制球を受け、二塁走者を追い出して仕方なく離塁した三塁走者を素早い送球で刺しました。更に二塁へ戻ろうとした走者を刺そうとした送球が走者と交錯して逸れ、無人の外野を転々とする間に1点を取られました。

 結果的に1点取られましたが良いプレーだったと思います。

 無死満塁、しかもこの試合の失策が全部出たイニングでしたが1点で済みました。これが大きかったと言えます。

 その裏は四球の走者が内野ゴロで還って1点。しっかりゴロが打てました。

 3回裏は先頭の土屋選手が高目のクソボールをレフト越えに運ぶと三塁へ進み、内野ゴロ野選で還りまず1点。ここもうまく転がせました。更に死球と送りバントで二死二三塁とすると、児玉選手が叩き付けて三遊間を割り、2点を追加しました。

 4回表は、微妙な当たりの三塁線の二塁打で出塁した走者が内野ゴロで進んだ一死三塁で、強い二塁ゴロを取った木下二塁手がしっかり三塁走者をケアして一塁に送球、それでも本塁を突いた走者に対して中野一塁手が完璧な送球を本塁に送り、児玉捕手が正確なタッグでアウトにしました。綺麗なプレーでした。

 5回の裏は、小野選手の二塁打と児玉選手の死球で掴んだ一死一二塁で捕手が無人の二塁へ牽制球を投げ、更にカバーしたセンターが三塁へ悪送球して1点を上げてなお一死三塁としました。ここで野島選手がきっちりとゴロでセンターへ打ち返して2点目、更に盗塁と外野飛球の落球が有って二三塁とし、三塁ゴロの本塁送球がセーフとなってこの回3点目を上げ、5回コールド勝ちとなりました。

 問題点も有りましたが随所に練習の成果が現れていたと思います。

 

投手:高垣, 捕手:児玉

守備:被安打 2, 与四死球 1, 失策 3

攻撃:安打 6 (土屋、高垣、小野、児玉、野島2), 四死球 6

 

<神奈川県トーナメント1回戦> 7月2日(日) 13:56〜15:38 球場:明治小

チーム名

明治オリオンズ

 

緑園ラービーA

1x

 

5x

 

 初戦の相手は藤沢市の明治オリオンズです。

 午前中に行われたしらゆり本部大会を特別延長で落として迎えた試合。気持ちを引き摺っていないか心配でしたが試合前の選手たちを見て一安心。切り替え早いねぇ。

 1回の表、いきなり先頭にセンター前ヒットを打たれましたが後続を抑えてまずまずのスタート。

 その裏、先頭の土屋選手が左中間へ二塁打。捕逸で三塁へ進んだ後、木下選手がセンターへクリーンヒットを放って先制しました。

 2回3回と三者凡退でしたが4回裏一死後、中野選手が三遊間を破ると、児玉選手がセンター右へのヒットで続き、小野選手野島選手が叩き付ける打撃で内野安打を奪いました。このバッティング、午前中の試合の反省が生きていました。

 更に越川選手がレフトへヒットを放ってこの回3点を上げました。

 5回の表は連打で一死二三塁とされました。次打者の3球目、サイン違いか三塁走者が飛び出し挟殺プレーで二死三塁となりました。

 しかし四球盗塁の二三塁から内野安打で1点を失い、更に重盗で2点目を失いました。

 5回の裏は木下選手の内野安打と高垣選手のレフトへの二塁打で一死二三塁としましたが、今度は教訓が生かされず内野フライを2発打ち上げて無得点に終わりました。

 6回表は四球盗塁の走者を二塁に置いて、センター左に落とされて1点差に詰め寄られました。

 しかしその裏、四球の小野選手が内野ゴロと越川選手のヒットで三塁へ進むと暴投で還って再び2点差としました。そして土屋選手が四球を選んだところで時間切れで勝利しました。

 この試合、途中降雨で10分間中断しましたが集中を切らさずに戦えました。

 

投手:土屋, 捕手:児玉

守備:被安打 6, 与四死球 2, 失策 1

攻撃:安打 10 (土屋、木下2、高垣、中野、児玉、小野、野島、越川2), 四死球 2