2005年 Bチーム<高橋直樹杯(Bブロック)> 試合結果
以下のように戦って、最後の大会で優勝を勝ち取ることができました。これでラービーはBブロック(5年生以下の新人戦)2連覇を達成しました。
ご声援ありがとうございました。
<決勝> 12月23日(金) 8:59〜10:32 球場:星川グランド
チーム名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
計 |
緑園ラービーB |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
2 |
星川タイガース |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
風は多少弱いとはいえ、準決勝と同じように寒い日の決勝戦となりました。
しかし、試合は決勝戦にふさわしく1点を争う緊迫した展開となり、寒さなど吹き飛ぶ素晴らしい試合となりました。
1回の表、先頭の土屋選手が三遊間を破って出塁すると、渡辺選手の送りバントと内野ゴロで二死ながら三塁のチャンスを掴みました。ここで、ツーストライクを取った投手がワインドアップモーションを起こしたのを見て、土屋選手が本盗。タイミングはセーフでしたが投球がストライクで三振となり、果敢な走塁は実りませんでした。
その裏、二死から内野の失策と盗塁で二死二塁のピンチを招くと、四番にセンター前に打たれました。二塁走者は本塁を狙い、センター小野選手が素晴らしいバックホームを見せて、本塁はクロスプレーと思われましたが吉野投手が中継に入ってしまって間に合わず、1点を先制されてしまいました。
2回以降の攻撃は、長身から両サイドに切れの良い球を投げると投手と、打球を前に落として素早く処理する堅実な守備陣に抑えられ、野島選手の内野安打と土屋選手の死球のみで6回までゼロ行進となってしまいました。
この間、守っては、2回の裏こそ三者凡退に取りましたが、3回の裏は内野安打と盗塁で二死二塁、4回の裏は四番の三塁打で一死三塁、5回の裏はヒットとバント、盗塁で二死三塁、6回の裏もヒットと2盗塁で二死三塁と、ピンチの連続となりました。
吉野投手は制球も良く、よく投げていましたが、もう1点もやれない展開に5回裏の途中から廣橋投手に交代。この継投策と守備陣の頑張りでピンチをしのぎ、追加点を許しませんでした。
こうして迎えた最終回。今シーズンの最後になるかもしれない打席。まず三番小野選手がレフトを襲う二塁打で出塁すると、続く四番中野選手が攻められ続けた外角球を最後の最後にライト線へ弾き返しました。この三四番の意地の連続二塁打で遂に同点としました。
更に牽制悪送球で中野選手が三塁へ進むと二死後、代打に越川選手が登場しました。野球経験の浅い彼でしたが強肩を見込まれて今シーズンは捕手に挑戦しました。その戸惑いが打撃にも影響したのか最近は左打ちも試すなど迷いも見られました。しかし最後の打席は初心に帰って右に入りました。そして3球目、思いっきり振り抜いた打球はライトへ。この試合、既に2つのライトゴロを取られており、ライトも必死に一塁へ送球しましたが、越川選手が懸命に一塁を駆け抜けて決勝点を奪いました。持ち前のパワーで持っていったヒットで、塁上(塁側?)で喜びを爆発させました。
そして最後の守り。四死球とバントで二死ながら二三塁のピンチを招きました。ここで放たれた打球はセカンド右を襲うライナー。そこには代打越川選手に代わってこの回から守備に入っていた義若選手がいました。彼が黙々とバットを振り続けていること、そして守備も少しずつ確実に上達していることをみんな知っていました。
打球は思いっきり伸ばした義若選手のグラブにおさまり、ゲームセットとなりました。
選手全員が持ち味を発揮し、シーズン最後を最高の試合で締めくくることができました。
桜井杯決勝では「優勝するのはまだ早い」と仰ってた野球の神様からようやくお許しが出たようです。
みんな、おめでとう!!
投手 吉野→廣橋, 捕手 土屋(被安打 5,与四死球 2)
攻撃:安打 5,四死球 1 守備:失策 1
<準決勝> 12月18日(日) 9:00〜10:46 球場:星川グランド
チーム名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
計 |
緑園ラービーB |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
3 |
7 |
川島イーグルス |
0 |
2 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
3 |
準決勝は寒風吹きすさぶ中、保土ヶ谷区の強豪川島イーグルスと戦いました。
1回表、制球に苦しむ相手投手の立ち上がりを捕らえ、2四球から小野選手のセンター前ヒットと中野選手のレフトオーバー二塁打で3点を先制しました。
その裏、ラービー先発吉野投手も立ち上がりに苦しみ、一死満塁のピンチを招きました。しかしここは踏ん張って後続を2本の飛球に討ち取り、無失点で切り抜けました。
ところが2回の裏も一死一二塁のピンチを迎えると、今度はバントの一塁への悪送球があり、更にレフト前ヒットで1点差に詰め寄られました。
ここで早めの継投で中野投手に交代。四球で一死満塁とピンチは続きましたが後続を断ってリードは許しませんでした。
しかし攻撃の方は、2回以降立ち直って切れの良い球を投げ込む相手投手を攻めあぐね、5回までヒットは中野選手の左中間への二塁打1本で、無得点に抑えられました。
守っては、毎回先頭を四球で出すという苦しい展開が続き、4回途中からは高垣投手を投入、必死の継投でなんとか1点差を守って5回の裏を迎えました。
この回も2四球で一死二三塁と攻められるとスクイズで遂に同点に追いつかれました。
振り出しに戻り、再び攻めの気持ちが入ったナインは続く6回表、二死から廣橋選手がセンター前ヒットで出塁すると野島選手が左中間を破る三塁打を放ち、勝ち越しました。
その裏は5回の途中から再びマウンドに立っていた中野投手が三者凡退に討ち取りました。ここで試合開始から丁度1時間30分が経過、微妙なタイミングでしたが次イニングに入ることになりました。
こうなれば追加点を上げて試合を決めようと、7回の攻撃に入りました。
この回、一死から吉野選手が右中間へのヒットで出塁すると四球を挟んで渡辺選手が三遊間をきれいに破り、一死満塁のチャンスを掴みました。
ここで内野ゴロのホームゲッツーを焦った捕手が一塁へ悪送球をし、1点を追加。更に内野フライの落球で1点。仕上げに廣橋選手がレフト前に運んで、この回決定的な3点を上げました。
その裏は、この試合11人目の四球の走者を出しましたが、センター小野選手が右中間への難しい当たりを好捕して一塁転送のダブルプレーに取り、最後を締めました。
こうして苦しい戦いを勝ち抜き、決勝へ駒を進めました。
投手 吉野→中野→高垣→中野, 捕手 土屋(被安打 4,与四死球 11)
攻撃:安打 8,四死球 5 守備:失策 2
<3回戦> 12月3日(土) 10:02〜11:36 球場:都筑球場
チーム名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
計 |
緑園ラービーB |
0 |
0 |
3 |
2 |
3 |
|
|
8 |
ニュータウンシティーボーイ |
2 |
0 |
0 |
1 |
2 |
|
|
5 |
準々決勝は地元のニュータウンシティーボーイと戦いました。
初回は小野選手のセンター前ヒット、2回の表は野島選手の四球と、それぞれ走者を出しながら怪しい牽制球に刺されて無得点と嫌なムードの立ち上がりでした。
守っては1回裏に2四球と内野安打で一死満塁のピンチを招くと、ラン&ヒットの失敗で挟んだ三塁走者を生還させるミスと暴投で2点の先制を許してしまいました。
寒いのか眠いのかピリッとしない選手たちに活を入れたのがサード野島選手のファインプレーでした。2回の裏に三遊間の痛烈な当たりを横っ飛びで好捕すると一塁へ素早い送球で刺しました。
このプレーで目の覚めた選手たちは3回表の逆転劇へ繋げました。
この回、四球と失策の走者を置いて土屋選手が左中間へ二塁打を放ち、更に盗塁後、渡辺選手の二塁へのライナー(結果は二塁ゴロ)で生還して3点を上げました。
更に4回表は四球を挟んで野島選手、木下選手、吉野選手にヒットが生まれ、2点を奪ってリードを広げました。
その裏、あっという間の3連打で無死満塁のピンチを招きました。しかしここはまず本塁前で弾んだ打球を土屋捕手が落ち着いて捌いてダブルプレーに取りました。更に四球で続いた二死満塁ではセンターへヒットを打たれましたが小野選手が見事なバックホームで二塁走者を刺し、最少失点でしのぎました。
そして5回表は振り逃げの走者を置いて廣橋選手がレフトオーバーの本塁打を放ち、更に四球の野島選手が盗塁と二つの暴投で生還してこの回3点を上げて試合を決めました。
その裏、リリーフの中野投手が2四球と外野の落球などで2点を失いましたが後を締めて、5回終了時間切れで勝利しました。
この結果ベスト4を勝ち取り、来週以降も戦えることになりました。残り少ない試合、悔いのないように頑張ろう。
投手 吉野→中野, 捕手 土屋→廣橋(被安打 5,与四死球 6)
攻撃:安打 6,四死球 7 守備:失策 1
<2回戦> 11月23日(日) 13:37〜15:04 球場:緑園東公園
チーム名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
計 |
保土ヶ谷ファイヤーズ |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
緑園ラービーB |
0 |
1 |
2 |
2 |
0 |
0 |
X |
5x |
2戦目の相手は保土ヶ谷区の保土ヶ谷ファイヤーズです。
ダブルヘッダーの2試合目、満を持して登板の吉野投手は気合い十分。4回までは失策と四球の走者を一人ずつ出しただけ。5回に二塁への初安打を許しますが動ぜず、7回を2安打で完封しました。
その蔭には素早い送球で2つの二盗を刺した土屋捕手の好リードもありました。
攻撃では、2回の裏に安打で出塁の廣橋選手を木下選手が内野安打で迎え入れまず1点。
更に3回裏は2四球で掴んだ一死一三塁から盗塁の一塁走者を刺そうとした捕手からの送球がセンターへ抜けてまず1点。更に中野選手、廣橋選手の連打でもう1点を追加しました。しかし更に続いたチャンスにスクイズを打ち上げてしまってダブルプレーを喫したのは反省点です。
4回の裏も2四球で一三塁のチャンスをもらうと、一塁走者が飛び出して投手を牽制し、三塁走者が本塁を突いて1点を上げました。そして渡辺選手の内野安打で2点目と着実に加点し、突き放しました。
こうして快勝し、準々決勝へと駒を進めました。
投手 吉野, 捕手 土屋→越川(被安打 2,与四死球 2)
攻撃:安打 6,四死球 6 守備:失策 1
<1回戦> 11月20日(日) 14:17〜15:46 球場:都筑球場
チーム名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
計 |
東本郷レインボーズ |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
緑園ラービーB |
0 |
1 |
0 |
0 |
1 |
4 |
X |
6x |
初戦の相手は春のシーズン開幕前に練習試合をお願いした緑区の東本郷レインボーズです。シーズン終盤での再戦となりましたが、それぞれのチームがどれだけ大きくなったか楽しみな一戦でもありました。
1回の表、先頭を四球で出すという最近の吉野投手の悪い癖が出て心配させましたが次打者の二塁フライでダブルプレーを取ることができ、助かりました。
その裏は土屋選手がセンターへゴロで抜けるヒットで出塁し、渡辺選手の送りバントで二進しましたが後続が無く無得点。
2回表は三者凡退。
その裏一死後、木下選手がレフトオーバーの三塁打を放ちました。最近鋭い当たりを飛ばしていましたが練習の成果が出た一打でした。その木下選手を吉野選手がライト前ヒットで迎え入れ先制しました。
しかし直後の3回表一死後、内野ゴロの処理ミスで生かした走者をバントで二塁へ送られ、ここでセンターへクリーンヒットを打たれました。二塁走者は三塁で自重していましたがセンターがバックホーム、それがハーフバウンドの悪送球になってやらなくてもよい1点を献上し、同点とされました。
更にレフト前にヒットを連ねられた二死一三塁から、一塁ランナーが挟まれる間に三塁走者がホームをつくプレーを仕掛けられました。しかしここは冷静に対応し、リードは許しませんでした。
その後、3回裏に土屋選手、4回裏に野島選手と単発のヒットが出ましたが無得点。
そして5回裏一死後、土屋選手がこの日の3安打目となる三塁イレギュラー安打で出塁すると渡辺選手廣橋選手が連打を放ち1点を勝ち越しました。
1点リードして迎えた6回表、相手は3回に連打を放った一二番から。大切な場面でした。しかしここは4回以降尻上がりに調子を上げてきた吉野投手が良い当たりではありましたがショートゴロとセカンドライナーに討ち取って反撃の機会を与えませんでした。
そして6回裏、先頭の野島選手が四球で出塁すると一死後、途中出場の小川選手がレフト前ヒットでつなぎ、暴投と振り逃げで一死満塁のチャンスを掴みました。期待の土屋選手は倒れ二死となりましたが、ここで渡辺選手がセンター前に打ち返しました。相手センターはこの打球を素早く処理して二塁封殺を狙いましたが草はらグランドでわずかにイレギュラーし、後逸して走者一掃の満塁ホームランとなって試合は決しました。もう1点もやれない6回裏、相手センターの判断は正しかったと思います。ラービーにツキが有ったと言えるでしょう。
こうして初戦を突破することができました。
レインボーズは春の印象通り、ピンチにもしっかり守ってゲームを作ってくる好チームでした。
投手 吉野, 捕手 土屋→越川(被安打 3,与四死球 2)
攻撃:安打 11,四死球 2 守備:失策 2